中野豊こども夢財団
理事長ご挨拶

2020年9月4日 一般財団法人中野豊こども夢財団
       理事長 竹下 義樹

「こどもは国の宝」と言いながら、わが国における児童福祉や教育体制は十分なものといえるでしょうか。
2018年のわが国の子供の貧困率は13.5%であり、OECDの近時のデータによると、42か国中21番目に高くなっています。
さらに、2017年のわが国の教育費は、GDPの2.9%に過ぎず、これもまたOECD加盟国の中で27位にとどまっています。

わが国のこうした状況の下では、「貧困の連鎖」を断ち切ることが極めて重要です。
賛否両論があり評価も様々ですが、わが国においては、小学生から高校生まで、学校教育と併せての「塾通い」はほぼ一般化しており、塾通いをしていない子どもが珍しいといっても過言ではありません。
子どもの貧困問題と教育保障を考える場合、そうしたわが国の現状を踏まえた支援が必要です。

憲法25条は国民に健康で文化的な生活を保障し、26条は教育を受ける権利を保障しています。
しかし、現実的には、塾に通うことは、生活保護世帯の子どもたち(児童・生徒)にとって、ごく一部の自治体における支援を除けば、極めて困難です。保護世帯の子どもが将来の希望や夢をもち続け、進路を選択出来なければ、「貧困の連鎖」を断ち切ることはできません。

この度は、故中野豊氏の奥様から子どもたちの支援に役立てて欲しいという申し出を受け、本法人を立ち上げました。
こうした篤志家によるご寄付をどのように生かすかは、われわれに課せられた重い課題です。
今般、保護世帯の子どもに塾代の一部を支援する事業を開始出来たことは、一部の限られた子どもにしかその支援を届けられないとしても、保護世帯にとどまらず、社会全体にとっても大きな希望の光です。

今後は、この事業を短期間で終了させることなく、長く、そして出来れば広く、希望の光となることをめざし、頑張りたいと思います。

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